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Unity:リアルタイムレイトレーシング(RTX)を試してみた

はじめに

Unityでもリアルタイムレイトレーシングが使えるようになった、ビルド版がリリースされたので今回は試してみます、今回は GTX1060 / RTX2070 の2つのグラフィックカードで実行してみます。

Unityを知らない方は、ぜひ こちらの記事 をご参照ください。

Unityのリリース情報

使い方

さっそくですが、Git から対象のソースコードを取得します。なんとGithubにUnityエディター( 2019.2a5 )がそのままアップロードされていると言う、、、 2019.2a5 は公式ではまだ未リリースですので最新が使えます!

今回は、マニュアルに沿って確認します。

環境確認

以下環境が必要みたいですので各自ご確認ください。

Gitで取得

Unity-Experimental-DXR
https://github.com/Unity-Technologies/Unity-Experimental-DXR

さっそく上記URLから、Gitで取得しましょう。
公式でも案内がありますが大きなファイルをダウンロードするので、すごく時間がかかります。(ダウンロードは時間がかかるようです、30分~60分は覚悟しましょう

また、Git拡張の巨大ファイルを扱うためのライブラリが必要みたいなのでインストールしておきましょう。
https://git-lfs.github.com/

正常に取得が行えると、Unity.exe などが 122MBなどの大きいサイズになっていますので、必ずチェックしましょう。

Github から zipファイルでダウンロードした人は、以下のように Unity.exe が 1KB ほどのファイルになっているので、必ずGitコマンドで取得するようにしましょう。(この状態から取得できる方法をご存知の方がいれば教えてください><)

サンプルの実行確認

さっそく、Unity.exe を実行しましょう。

新規プロジェクトで適当に作成し、以下項目で作成しましょう。
(ここでも起動に数分かかるので気長に待ちましょう)

起動したら、「3D SCENE」 > 「Indoors.unity」を選択してシーンを開きましょう。

以下のような画面が開けば大丈夫だと思います。

実行結果

GTX 1060

GTX 1060 で事項してみます。動作しているようですが、実はエラーメッセージが表示されていて、Raytracingがサポートされていませんと表示されます。

Platform does not support Raytracing Shaders.

RTX 2070

なぜかこの2つがエラーとして表示される。(現在確認中です)

すべてのオプションがONの場合

エラーが発生していた、2つのオプションをオフにしたところ。
(机の面の反射がすごくきれいに表現されていますね)

パラメータ設定

マニュアルにそれぞれのパラメータ設定が記載されているのでご確認ください。

トラブルシューティング

エラー1

「このアプリはお使いのPCでは実行できません」 と表示される。

Unity.exe が 1KB などのファイルになっているとこれが起きます、Git-LFSをインストールしてGitコマンドで取得すれば治ると思います。

エラー2

Unity実行時に以下のエラーが表示される。

フォーラムにも投稿されていますが、まだ解決策は書き込みされていないみたいです。(2019/04/09時点)

Please fix all the compilation errors for Raytracing Shader "RaytracingAreaShadows"!
Please fix all the compilation errors for Raytracing Shader "RaytracingReflections"!

エラー3

新規プロジェクト作成時に、decmpress package のエラーが表示される。

Unity.exe を実行時に右クリックから「管理者として実行」で問題なくプロジェクトが作成できるようになりました。(タスクトレイにUnityHubがいるので終了してから実行してください)

Failed to Import package with error: Couldn’t decompress package

おすすめの記事

ちなみに、以下の記事にも Unity 2019 の新機能の記事を書いていますので興味があればぜひご参照ください。

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